終わりが見えないコロナ禍中。「遊びに行くのにも気を使う……」「ここ1年、遠方に住む両親や友人に会っていない……」など、ストレスを解消しにくい日々が続き、気持ちが落ち込みやすい人も多いのではないだろうか。
人間関係がうまくいかない、仕事がつらい、など日常的にしんどさを感じている人にぜひ読んでほしいのが、超人気ブロガーthe Planet from Nebula(ザ プラネット フロム ネブラ)の最新刊、『宇宙人が教える ポジティブな地球の過ごし方』だ。
著者はアメリカ在住の精神世界の探検家で、「宇宙人」とのチャネリング(交信)を通して、「自分らしくないものを手放し、ポジティブに生きる方法」を提案している。
著者は完全に行き詰まっていた時期に、自分の明晰夢(夢の中にいながらそれが夢だと自覚している夢)や日常生活を通して、「宇宙人」や「ハイヤーマインド」(高次元の自分)など、高次元の存在からメッセージを受け取るようになり、人生が驚くほど好転した。こうした高次元の存在たちとの出会いがきっかけで2011年に開始したブログは、「内容が深い」「読んでいるうちに自己肯定感が高まる」と評判で、月間134万PVを記録するなど、好評を博している。
今回は本書の中から、「『自分のあり方』次第で現実が変わる!」について、一部編集、抜粋して紹介する。
「なんでこんなことに巻き込まれたんだろう…」
私の翻訳の仕事は、会議はしょっちゅうあるものの、基本的に在宅でいいから、割と自由がきくほうだ。
自分の家の周辺は自然が豊富で、よく鹿やリスがやってくる。
毎朝森を散歩して頭をスッキリさせるのがいつもの日課だが、最近、集中力がそがれる事態が起こっていた。
数ヵ月前に信頼できると思っていた人から詐欺まがいの手口でお金をだましとられ、警察に相談するほどの事態になっていたのだ。
私を訪ねてやってきたアイツは、経歴もふくめて何もかもがデタラメだった。
とある会社に勤めていると言い、私が尊敬しているその会社の社長から、私の連絡先を聞き、会いにきたのだ。実際はそこで正式に働いていたわけではなく、インターンをやっているだけだったようだ。
あの社長の会社に勤めているなら、と私は何も疑わずに信じ切ってしまった。
アイツが所属する会社からは、「こちらでなんとか対処しますから、とりあえず相手にしないで無視するように」と伝えられていた。私以外にも被害者がいて、会社側も手を焼いているようだった。
社長からはおわびのメッセージをもらい、とにかく今は触らないでおくように、と言われていた
「本当にうかつだった……。なんであんなわかりやすいウソにだまされちゃったんだろう?」
自分に腹が立って仕方がない。
今回、出張のついでに、宇宙人「バシャール」とチャネリング(交信)しているアメリカ人のダリル・アンカの個人セッションに参加することになった。
バシャールから、その出来事について何かヒントをもらえるかもしれない。