与党は李京幾道知事、
野党は尹前検事総長が中心
来年3月9日に実施される次期韓国大統領選に名乗りを上げた候補は8月16日現在で34人いるが、現時点で当選の可能性があるとみられるのは、与党「共に民主党」所属の李在明(イ・ジェミョン)京幾道知事、李洛淵(イ・ナギョン)元首相、そして野党「国民の力」候補の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長と崔在亨(チェ・ジェヒョン)前監査院長の4人だ。
とりわけ注目されるのは、李在明氏と尹氏だが、日韓関係の改善はどちらが大統領になるかで大きく違う展開になると予想される。
李在明氏は「韓国版ドゥテルテ」
与党内でも困るとの声が
韓国の大統領選挙の予備選挙は本選挙より熾烈(しれつ)な戦いだ。
与党の「共に民主党」は党規約に基づき選挙実施日の6カ月前の9月9日までに候補者の一本化を迫られている。
これまで候補者9人のうち、第1次予備選挙で3人が脱落、現在6人が残った。
そして本命とされる李在明京幾道知事と対抗馬の李洛淵元首相の陣営の泥仕合が始まっている。