インターナショナルスクール出身の京大生が感じた、日本と海外の「就活」の違い写真はイメージです Photo:PIXTA

 グローバル化が進む中、インターナショナルスクールも子どもたちの将来を見据えた選択肢の一つ。インターを出た後に見えてくる進路とは? 『AERA English特別号「英語に強くなる小学校選び2022」』では、インターと日本、両方の学校で学んできた川崎裕(ゆう)さんと、そのお母さんに話を聞きました。

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「個性が尊重され、自己表現力が培われた」

 幼稚部から中等部まで、西町インターナショナルスクール(東京都港区、以下西町)に通った川崎裕さん。同校で日本語教員をしていた母・美智子さんの導きだった。入学後は、授業のほか、放課後に上級生たちが英語の本の読み聞かせをしてくれたり、自らが音読したりする「アフター・スクール・リーディング」に積極的に参加し、英語力を磨いた。西町の授業の中でも、川崎さんが「受けてよかった」と振り返るのがドラマ(演劇)のクラスだ。