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二転三転の菅首相が
驚きの不出馬宣言
前回の自民党総裁選に関する記事で私はこう書きました。「菅義偉首相が引かなければ、岸田文雄首相が誕生する」と。
正直に申し上げて菅氏には勝ち目がないだろうし、引くしかないだろうと思いつつも、氏の強気なご性格からすると玉砕覚悟でも突っ走る可能性も十分にありえると思っていました。
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投稿してから実に目まぐるしい変化がありました。菅氏が自ら「二階幹事長を更迭する」「いや解散をするぞ!」「やっぱりやめた」「じゃあ、内閣を改造するぞ!」「やっぱり党役員の人事をいじるだけにとどめるか」など状況が二転三転して、最終的には大激震の「不出馬」宣言でした。とにかく驚きました。
菅首相の総括についてはまた改めてするとして、今回は『続・自民党総裁選の歩き方』といきましょう。
総裁選の告示まで残り数日となり候補者の顔ぶれも絞られてきましたね。それぞれの候補者をご紹介しつつ、「推しポイント」と「アキレス腱」を若輩者の私の視点で解説したいと思います。