海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「NYの現地ルポ」です。ワクチン接種が進み、経済活動を段階的に再開しているニューヨーク。変異株によってなかなか収まらないコロナ状況ですが、ニューヨークではアメリカ本土初のワクチンパスポートが9月から導入されており、ニューヨーク観光では欠かせないツールとなりそうです。そのほかコロナ禍で話題になったアジア人へのヘイトクライムで治安はどうなっているのか、気になる3回目の接種に関する情報まで、ニューヨークの最新情報をYouTubeで届ける映像集団「NY Uploaders」が現地取材しました。(NY Uploaders)
昨年12月に新型コロナウイルスのワクチン接種が始まって以降、ニューヨークでは経済活動再開が加速し、2021年6月15日には州知事が営業規制などを解除しました。
しかし7月中旬頃から新型コロナの変異種、デルタ株によって再び感染が拡大。9月に入り、ニューヨーク市内では、1日当たり1600人前後(7日間平均)の感染者が確認されています。さらに、ワクチンを接種済みでも感染する「ブレイクスルー感染」への懸念もあって、まだまだ安心できないという意識が広がりつつあります。