47万部の大ヒットとなった『「育ちがいい人」だけが知っていること』の第2弾、『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』がついに発売! 内容は、第1弾を発売して以来、「じゃあ、こういうときはどうすればいいんですか?」と、多数お問い合わせをいただいた、さらに具体的なシーンでの対応。明確な決まりがないからこそ迷ってしまう日常の正しい所作&ふるまいに加え、気のきいた人なら当然のようにできているけれど、意外と教えてもらえない話し方や気遣いなど。第2弾でも「育ちがわかる」と言われてしまいそうなものばかり260項目を紹介しています。しかも、第1弾と同じ項目はないので、『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』も必見ですね! 今回は、そのなかから「お辞儀をする際に育ちがいい人が気をつけていること」についてご紹介していきます。
お辞儀をするときは、かかとをつける
お辞儀をする際、男性も女性も足を開いている方が意外と多く、なかには足と足の間が20センチ以上離れている男性も。
お辞儀というと、角度や速さ、背筋は美しいかなど、上半身に意識がいきがちですが、実は足元の所作が、お辞儀全体の印象を大きく左右します。
かかとをつけずお辞儀をすると、なんとも間が抜けた、だらしがない印象に。日常の何気ない所作ですが、ここに注意するだけでぐっと美しい所作になります。
手はどこへ?
お辞儀をする際、両手は体のどの位置にありますか?
私が特に気になるのは、両手を重ねてウエストの位置まで上げ、おなかを押さえているように見えるスタイル。
昨今、これが正式な立ち方、お辞儀と思われている方も多いのですが、このおなかを押さえた所作は日本のお辞儀としては自然に映りません。
体の前で手を重ねるときは、両腕は自然に下ろし、違和感のない位置に手を置くようにしましょう。
シリーズ第2弾となる『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を260個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、参考にしてみてくださいね。