婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%! 「にじみでる育ちのよさ」と本物の品が身につくと話題のマナー講師、諏内えみさんの最新刊『「育ちがいい人」だけが知っていること』が、2月20日に発売されます。
内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。
マナー本や、通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられていますが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえません。
しかも、「育ちがでる」と言われてしまう部分ばかりですから、尚更気になりますよね! 今回はその中から、何と答えればいいのやら……と考えてしまう「ほめられたとき」の感じの良い受け答えについてご紹介していきます。

ほめられたとき、何と返すのが正解?Photo: Adobe Stock

ほめられたときの感じのよい受け答え

最近は、ほめられたらへんに謙遜せずに「ありがとうございます」と返すのがよしとされる傾向にあります。ほめ言葉に素直に反応するのはいいことですが、いつでも「ありがとうございます」だけでは、謙遜が美徳とされている日本では疑問に思う方もいらっしゃいます。

さじ加減が難しいのですが、おほめいただいた方との関係性や頻度を考えて、言葉選びをしたいもの。

相手が目上や年配の方なら、

「ありがとうございます。初めてほめられました」
「そうおっしゃっていただき、少し自信がつきました!」
「励みになります」


と、うれしい気持ちと相手へのリスペクトをまじえたお礼を言えると、相手の方も心地よく感じて下さるでしょう。

そんなふうに相手の気持ちを察する俯瞰力をもつ人は、「わきまえている方」と思わせます。周りの方にほめがいのある素敵な人と思ってもらいたいですね。

また逆に、ご自身がほめる側のときは人前で、逆に、誤りを指摘したり、反論したり、注意や叱るときは他の方の目や耳に入らない配慮ができるというのも、心遣いと思いやりです。

いかがでしたか? 「品がいい」「育ちがいい」と言われる人は、普段、無意識に行っている所作や日常のちょっとしたふるまいが、他の人とは違うもの。『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か?というリアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね!今さら聞けないことばかりですから、ぜひ参考にしてみてくださいね!