岸田新政権の組閣で
注目すべき三つのポイント
まさかの自民党総裁選挙でしたね。岸田文雄氏が決選投票を制して勝利を勝ち取ることは予想していましたが、1回目の投票から1位を獲得するとは誰もが予想しなかったことでしょう。
事前に党員票の結果を知っていた岸田陣営の幹部は「これはいける!」と確信していたとか。つまり議員票の読みをしっかりできていたということになりますね。恐るべき調査、分析力です。とはいえ、1票差で1位通過とは驚きました。
とにかく、岸田新総裁の誕生を心からお祝い申し上げるとともに、「令和の田崎史郎」を目指す筆者の予想的中を心から喜ぶものでございます。
余談ですが、TBS系『サンデー・ジャポン』のプロデューサーさんから、今回の予想的中を受け、「高市氏を予想していた杉村太蔵氏は越えましたね!」とコメントをいただきました(笑)。
さて、新総裁が決まり、永田町の次の関心事は「人事」です。今やいろいろな勢力が、さまざまな動きを見せていることでしょう。
10月4日に首班指名で第100代の総理として岸田文雄内閣総理大臣が就任します。同時にその直後に内閣も誕生します。岸田内閣が発足するのですが、その人事が注目されます。同時に党人事にも注目が集まります。
今回の組閣には三つのポイントがあると思います。