今年のドラフト指名は128人
名門校から無名校までさまざま
10月11日、今年のプロ野球ドラフト会議が開催された。今年は甲子園大会も復活、大学野球も以前よりは試合数が少ないものの実施され、いつもの風景が徐々に戻りつつある。
今年指名されたのは本指名77人、育成指名51人の合わせて128人で、昨年の123人を5人上回った。育成指名の51人は昨年を超えて史上最多である。その出身校は多彩で、横浜高や大阪桐蔭高のように誰でも知っている名門校から、穴水高(石川県)や高松南高(香川県)のようにプロ入りすれば開校以来初という無名校まで様々。
昌平高(吉野創士、楽天1巡目)や都立葛飾野高(ブライト健太、上武大、中日1巡目)は開校以来初のプロ選手がドラフト1巡目となりそうだ。ちなみに、指名されたすべての選手が入団すれば、学校史上初のプロ選手が誕生する高校は15校を数える。
本稿では、ドラフト指名という枠を取り払って、1936年のプロ野球リーグ戦誕生以来、最も多くの選手をプロ球界に送り込んだ学校を見てみたい。
では、第5位の学校から順にみていこう。