インターネットを使ったオンライントレードが普及しています。インターネット調査会社ネットレイティングスが2005年12月に行った調査によると、2005年11月のオンライン証券サイトの利用者が初めて400万人を超えました。下の図をご覧ください。調査結果を見ると、オンライントレード利用者数は日経平均株価に連動して増減しているようです。みなさんの周りにもオンライントレードを利用したデイトレーダーがいらっしゃいませんか。

個人投資家の情報源は
ネットにあり

 ネット個人投資家が急増した背景には、オンライン専業の証券会社の出現、ネット株取引のインフラ整備、安い手数料の実現などがあります。これに加えて、インターネットを利用して簡単に情報収集できるようになった影響も大きいと思います。

 下の図は、インターネット調査会社インタースコープが2006年9月に発表した、オンライントレード利用者の情報収集に関する調査結果です。検索エンジンを使った情報収集がトップですが、短期投資型のユーザーの約4分の1は「『お気に入り』に登録済みの個人のホームページやブログ」からも情報収集をしています。

 これは、と思う企業のホームページや各種情報サービスから、企業の業績などに関する情報を入手する以外に、専用掲示板での情報交換もさかんです。とりわけYahoo!ファイナンスの掲示板でのやりとりは、株取引を行う際に今や無視できない存在となっています。