自分の努力に自信を持ちたいとき

自分に自信を持ちたいときには、こんな言葉を自分にかけてあげてください。

「あなたなりにがんばっているよね」

すると、こんな気持ちが湧き上がってくるはずです。

「よかった! この努力はムダじゃないんだ! 嬉しい!」

傷つきやすい人は、いつも精いっぱい努力しています。涼しげな顔でそつなくこなしているように見えていても、全力を尽くしています。

精いっぱいやっているのに、誰も気づいてくれないと、ムダな努力をしているのかな? と自信が持てなくなります。そんなとき、「がんばっているよね」と誰かに声をかけてもらえたら、「この努力を続けてもいいんだ」と安心できますよね。同じ言葉を、自分で自分にかけてあげてもいいのです。

周りをおだやかな雰囲気に変えたいとき

傷つきやすい人は、自分の周りがおだやかであるよう、常に願っています。

少しでも荒々しい雰囲気を察知すると、その場を何とかしようとして、あれこれと意見を言う姿を、

「あなたの言っているように、そうなると、いいよね」

と、誰かからおだやかに声をかけてもらえると、肩の荷が少し下ります。周りがおだやかであれ、と願う気持ちを分かち合えたようで安心できるのです。

ですから、荒々しい空気を感じて落ち着かない気持ちになったら、

「そうなると、いいよね」

と自分に声をかけてあげてください。とたんに気持ちが、スーッと落ち着くはずです。