26日の米株式相場は急落。南アフリカで新たな新型コロナウイルスの変異株が見つかったことを受け、渡航などに関する制限措置が世界経済の回復に水を差すとの懸念が強まった。原油も売られる一方、米国債は買いを集め利回りが低下した。ダウ工業株30種平均の終値は前営業日比905.04ドル(2.53%)安の3万4899.34ドル。下げは昨年10月以来の大きさとなった。S&P500種指数は106.84ポイント(2.27%)安の4594.62、ナスダック総合指数は353.57ポイント(2.23%)安の1万5491.66で引けた。ブラックフライデー(米感謝祭翌日の金曜日)の取引としては、主要3指数の下げ幅はいずれも過去最大を記録した。
ダウ900ドル超下落、新コロナ変異株を懸念
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