アフガニスタンのことを覚えているだろうか。米政府は忘れたがっているが、今もアフガンに取り残されている米国人や米国の協力者だったアフガン人の状況にもっと注意を払うべきだろう。米国務省は先週、「米国は8月31日以降、479人の米国民と、450人の正当な米国永住権を持つ者を(アフガンから脱出させるため)直接支援し」、彼らとその近親者を米国に移送したと発表した。米国がアフガン撤退を完了したとき、ジョー・バイデン大統領は「アフガン脱出の意向をいくらか抱きながら」残っている米国人が100~200人しかいないと推測していたことに留意する必要がある。ジェン・サキ大統領報道官は、この食い違いについて先週「その後にアフガン脱出を希望したり、脱出の意志を固めたりした人々がいる」と説明した。
【社説】アフガンに取り残された米国人たち
米軍撤退から数カ月、今も残る帰国希望者
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