数字がわかれば、固定費が大きい
「多人数アイドル」+「自前の劇場」でも儲けが出る!
このように、AKB48というアイドルをビジネス目線で見てみると、実に面白い仕組みが詰まっています。
常識では考えられない「多人数アイドル」=(莫大な人件費の塊)、そして「専用劇場」=(莫大な初期投資、維持費がかかる)に挑戦、そしてこのような挑戦がAKB48の成功要因の一つに挙げられると思います。
そして、この2点は、秋元氏は複数プロダクションとファンドのような分業体制を構築したことで解決できた、と会計的に分析できます。
つまりAKB48の『儲けの公式』は分業=シェアにより莫大な固定費を下げたことがキモといえるのです。
(次回は12月19日更新予定:青山フラワーマーケットについて考察します。)
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これは決算書から「数字」をきちんと読み取ることができれば、解決の糸口が見つかります。「赤字部門を黒字にするための有効な手立て」は数字が教えてくれるのです。
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