慌ただしい年の瀬がやってきた。仕事でもプライベートでも何かと追い立てられることが多いこの時期、普段よりストレスを感じている人も多いかもしれない。20~60代の男女を対象に行った『家庭・職場のストレスについてのアンケート』によると、日常生活の中で全くストレスを感じないと答えた人はわずか6%だったという。アンケートではさらに、「ストレスが多そうな芸能人」と「ストレスに負けなさそうな芸能人」も聞いている。どうせならストレスとは無縁の生活を送りたいものだが、「ストレスに負けなさそうな芸能人」から、そのヒントを得ることはできるだろうか?
アンケートは、「アイデア商品 見本市」を運営するシグマ(東京都新宿区)が実施。調査対象は全国の20~60代までの同社モニター回答者539人(男性55.3%、女性43.6%)。調査期間は2012年7月2日~20日。
あって当たり前!?
「ストレスゼロ」はわずか6%
アンケートではまず、「家庭、あるいは職場でストレスを感じる頻度」を聞いている。「ゼロ」と答えた人はわずか6.49%。最も多かったのは「毎日」と答えた人で28.2%。「1日で複数回」と答える人も7.05%いた。「週に1回程度」(24.49%)、「週に3回以上」(21.52%)、「月に1回程度」(11.50%)と続く。
どの程度の「イライラ」を「ストレス」と捉えるかはその人自身の主観だが、「ストレス」がどんな状態かイメージできないという日本人は少ないはず。「ストレス解消のために」「ストレスに打ち勝つために」などの文言もよく聞かれ、さらには誰かを指して「あの人、ストレスなさそうだよね」と言う場合、言う方が若干の優越感を感じていることもある。「ストレスがない=何も考えていない」「ストレスがない=傍若無人」などのイメージもあるためだ。若干の「ストレス」はもはや、日常にあって当たり前のものと感じている人も多いのではないだろうか。
「○○な自分」を演じるスギちゃんに共感、
伸び伸び振る舞うローラに憧れ
アンケートでは続いて、「芸能人・著名人で『ストレスが多そう、大変そう』と想像する人」「芸能人・著名人で『メンタルが強そう、ストレスに負けない』と想像する人」を聞いている。