米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)による同社株の売却額が22日、累計で150億ドル(約1兆7120億円)を超えた。規制当局への提出書類によると、マスク氏はこの日、210万余りのストックオプションを行使し、源泉徴収税を支払うために92万4000株強のテスラ株をおよそ9億2860万ドルで売却した。今回の取引は、同氏が9月14日に立てたストックオプション行使と株式売却計画の一環。また行使したオプションは2022年8月に失効する約2300万のオプションの一部で、累計では2130万を行使した。マスク氏は22日、提出書類が公表される前にツイッターに「(ストックオプションは)まだいくつかトランシェが残っているが、ほぼ行使を完了した」と書き込んだ。
マスク氏のテスラ株売却額、累計で150億ドル突破
有料会員限定
あなたにおすすめ