新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の感染者が入院するリスクが従来の変異株に比べ50~70%低いことが、英国の最新データで明らかになった。免疫レベルの高い人々の間ではオミクロン株感染による重症化率が低いことが改めて示された。英保健安全保障庁が23日、イングランドのコロナ感染例を約50万件分析した結果を公表した。それによると、オミクロン株感染者の入院リスクはデルタ株より50~70%低かったほか、入院患者と救急外来受診者を合わせても約40%低かった。これに先立ち、スコットランドと南アフリカで実施された研究でも、オミクロン株感染者の入院リスクが他の変種株より大幅に低いことが示されている。
オミクロン感染者の低い入院リスク、英のデータも裏付け
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