緊迫するウクライナ情勢を巡り、米ロが協議の実施に向けて前進している。一方で米政府当局者らはロシアが軍事行動に出る可能性も視野に、ウクライナ国境での軍備増強を続けていると警告している。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は23日、米ロ両政府の関係者らが来年1月にジュネーブで協議すると発表。米国側も話し合いの場を設けるよう提案していて、双方は交渉の進め方やどのような経路を利用するか意見の相違を解消しようとしている段階だという。米政府当局者らによれば、ウクライナ国境に移動したロシアの戦術部隊の数は53に増加。ここ数週間は平均して50部隊で推移していたが、現在も増強は続いているという。各部隊には約800人の兵士が所属している。
米ロ、ウクライナ巡る協議に向け前進 ロシアは軍備増強を継続
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