株式投資をする人にぜひ読んで欲しい1冊が『株トレ——世界一楽しい「一問一答」株の教科書』だ。クイズを解きながら「株のトレードで勝つ技術」を身につける画期的な1冊だ。著者は、ファンドマネジャー歴25年、2000億円超を運用してTOPIXを大幅に上回る好実績をあげたスペシャリストの窪田真之氏。何万回にも及ぶ膨大な数のトレードから確立した「トレードで勝つ技術」を1冊に凝縮した本書から、特別に一部を抜粋して紹介する。
ボリンジャーバンドとは?
ボリンジャーバンドとは、移動平均線と標準偏差から計算される2本の線のことです。
・「移動平均」ー(「標準偏差」×2)
この2本をあわせて、ボリンジャーバンドと呼びます。
株価チャートに、移動平均線だけでなく、2本のボリンジャーバンドを加えると、株価のボラティリティ(変動性、略してボラ)変化を見るのにとても便利です。
ボラティリティと株価の関係は?
ボラが上昇するとは、値動きが激しくなることです。
ボラが上昇すると、ボリンジャーバンドの幅は拡大します。
逆にボラが低下するとは、値動きが小さくなることで、ボリンジャーバンドの幅は縮小します。
株式投資のクイズに挑戦!
D、E、F、G、4社の26週間の株価チャートです。
後半13週間で、ボラが上昇しているチャートはどれ? 2つ選んでください。