コンサル大解剖Photo by Akira Yamamoto

コンサルビッグ4の一角、KPMGコンサルティングは売上高成長率が20%弱とビッグ4の中でトップ水準にある。長期連載『コンサル大解剖』では前後編の2回にわたり、代表の一人である関穣氏のインタビューをお届けする。前編となる本稿では、直近の業績に加え、同社が進めてきた2026年6月期までの中期経営計画の総括を関氏が明かす。重点項目として掲げてきた「アカウント(顧客)フォーカス」や「テクノロジービジネスの拡大」の成果とは。テクノロジーの全社に占める売上高比率目標なども明らかにした。(聞き手/ダイヤモンド編集部 山本 輝)

3カ年で年18%成長
ビッグ4でトップ水準

――直近の業績はいかがですか。

 米国のトランプ関税の影響もあって、期初は製造業、特に自動車を中心に苦戦した面がありましたが、最終的に2026年6月期の売上高は前年比で16~17%増の成長という着地でした。

 もともとは20%程度の目標を置いていましたが、かなりアグレッシブなターゲットでしたので、そこには届かなかったものの十分善戦した結果だと思っています。26年6月期までの3カ年の中期経営期間では、平均で年18%ほど成長し、ビッグ4の他社と比べても成長率ではおそらく1番だろうと評価しています。

――ダイヤモンド編集部が独自に集計している人員ベースの成長率では、直近1年で10%ほどですが、このギャップの要因は何でしょう。