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税理士業界は今、大再編時代の「第2幕」ともいえる状況にある。第1幕の主役は2000年代に再編を仕掛けた辻・本郷税理士法人。では第2幕の主役とはどこなのだろうか。取材を進めると、特にM&Aに積極的な三つの法人が浮かび上がってきた。特集『税理士リバイバル!』の#5では、3法人の実名を公開するとともに、今後再編が頻発する地域を予想する。(ダイヤモンド編集部 大日結貴)
税理士法人は大再編時代「第2幕」へ
“ネクスト辻・本郷”は生まれるか
税理士法人は大再編時代の「第2幕」へ突入している。
もともと税理士業界で再編を先導していたのは、最大手の辻・本郷税理士法人だ。2000年代から業界に先駆けて地方の中小税理士法人や個人事務所を積極的に買収・統合。日本最大級の税理士法人に成長した。現在は買収ペースを鈍化させているものの、全国に80以上の拠点を持っている。
辻・本郷の仕掛けた再編は、税理士業界に大きなインパクトを残した。税理士は、自らの事務所が“売り物”になる、潜在的価値に気付いたのだ。2010年代には、売り手のニーズが一気に顕在化し、それと同時にM&A仲介会社が参入。税理士法人同士のM&Aが一般化していった。
この2~3年は、大再編時代第2幕ともいえる状況だ。再編を加速させるきっかけの一つが、深刻な中小税理士法人の後継者不在である。親族や幹部に有資格者がいても、責任の重さから継承を拒否され、法人内承継が頓挫する例が後を絶たないという。
すでに税理士の平均年齢は60歳を超え、全税理士の中で60歳以上が半数以上を占めている。今後、後継者不在が再編の引き金になるケースが増えることは間違いないだろう。
では大再編時代第2幕で、主役となる法人はどこなのだろうか。先述の通り、辻・本郷はM&Aの手を緩めている。取材を進めると、税理士業界内では、かつての辻・本郷のように再編を仕掛ける“ネクスト辻・本郷”として注目されている法人が三つあることが分かってきた。
次ページでは、その三つの税理士法人の名前を明らかにするとともに、各法人がどこでM&Aを積極化してきたかをまとめたM&Aエリアマップを公開する。そこからは、今後再編が頻発するエリアも見えてきた。







