ご神仏はつねに最善をもたらす

 もし、すでに好きな人がいるのなら、「○○さんとおつきあいできますように(結婚できますように)」とお願いしたくなるかもしれません。

 でも、その人が自分にとって最高の相手かどうかは、人間にはわからない部分もあります。ですから、特定の相手との縁をお願いするよりも、

「自分にとって最高の縁が結ばれますように」

 とお願いしたほうがいいのです。

 実際、お参り後に、それまで片想いで好きだった人のことをすっかり忘れて別の相手を好きになり、おつきあいを始めた方もいらっしゃいます。

 自分がどんな状態であったとしても、ご神仏にお願いすると、最良の縁がスッと立ち上がるのです。

 ですから、人間が勝手に「この人だ」と思い込んでお願いするよりも、ご神仏にコーディネートしてもらったほうがスムーズに運ぶのです。

 もし、「運命の相手」との間に障害があったとしたら、ご神仏がそれを取り除いてくれます。

 お参りした後に、それまで激しく反対していた親が急に結婚を認めたり、遠距離恋愛だった相手が転勤して結婚できるようになったりと、人間業ではできないことをご神仏は起こしてくださいます。

 恋愛に関することを特に得意とするご神仏は、愛染明王(あいぜんみょうおう)さまです。