日本のオンラインゲーム大手ネクソンは、4億ドル(約463億円)を投じて米制作会社AGBOの株式38%を取得する。両社が発表した。AGBOはディズニー傘下マーベルの映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」を監督したジョーとアンソニーのルッソ兄弟が共同で設立した。今回の取引でAGBOの企業価値の評価額は11億ドルとなる。AGBOは今年前半にネクソンに1億ドルの追加出資を求めるオプションを有する。両社の合意では、どちらかが相手の知的財産を活用して映画やゲームを制作することは義務付けていない。ただ、両社の幹部は協業の機会を探る可能性を示した。ネクソンはAGBOの取締役会に2議席を得る。AGBOの経営権はこれまで通りルッソ兄弟ら幹部が握る。
ゲーム大手ネクソン、ルッソ兄弟の制作会社に38%出資
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