2022年は、折り畳み式スマートフォンが主流に躍進する年になるだろうか。韓国のサムスン電子は何年も前からマーケティング努力を続けているが、折り畳み式スマホはまだニッチなおもちゃのように見られている。しかし、変化が起こり始めている兆候がある。サムスンによると、21年8月に発売した「Galaxy Z Fold(ギャラクシーゼットフォールド) 3」と「Z Flip(ゼットフリップ)3」の1カ月間の販売台数は、同社の20年の折り畳み式端末の年間販売台数を上回った。21年は年間で、前年の4倍の折り畳み式端末を出荷。サムスンの折り畳み式端末市場シェアは約84%だった(市場調査会社カウンターポイント・リサーチ調べ)。
折り畳み式スマホ、22年は普及元年か
サムスン電子の販売台数には、ニッチから脱却の兆し
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