新型コロナウイルス流行で浸透した遠隔授業は「スノーデー(大雪による休校)」を事実上消滅させたと言われる。在宅で働く米国民にとっては、新たな変異株「オミクロン株」の出現が病欠の終わりをもたらしつつある。米国ではオミクロン株の流行で感染や自己隔離による欠員が急増し、全面稼働できない企業もある。だが、すでに在宅勤務となっている社員にとっては、感染しても無理して働くケースが増えているようだ。オミクロン株への感染は比較的症状が軽い上、症状がどの程度深刻であれば病欠に値するかという基準が変化していることが背景にある。感染した社員はせきやくしゃみをしたり鼻をかんだりしている間、ズーム会議の音声をミュートにしつつ、なんとかやり過ごしている。
オミクロンで病欠消滅? 在宅勤務で休まぬ人たち
軽症者多く、働き続ける社員が増加
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