調査の概要
調査結果
睡眠中に自分は夢を見ていると認識しながら、夢をコントロールしている状態、すなわち「明晰夢(めいせきむ)」を見ている最中に、スキルやスポーツのイメージ・トレーニングをすれば、現実の世界でもその活動の成績が改善する。
調査内容
2メートル離れた所にあるコーヒー・カップのなかにコインを投げ入れる課題のフィールド実験で、この課題を練習する夢を見た被験者たちは、夢を見なかった被験者たちをはるかに上回る好成績を収めた。ただし、起きている間に実際にコイン投げの練習をした被験者たちの水準には及ばなかった。
問題提起
夢はトレーニング法の1つとして本当に利用できるのか。エルラッヒャー博士が研究結果について解説する。