優れた顧問やアドバイザーと巡り会うために必要な「3つの力」Photo:PIXTA

顧問やアドバイザーは
3つのことを勉強している人に頼む

 経営者や経営幹部にとって、顧問やアドバイザーと呼ばれる外部の人材や社外取締役(ここでは顧問に統一します)は頼もしい存在です。社内の人材だけでは解決できない経営課題や判断が難しい案件に直面した時、豊富な経験を生かした的確なアドバイスや迅速な実行支援が期待できます。そのためには、優れた人材を顧問に迎えることは経営者にとってのみならず、会社にとってもすごく有用なことです。

小宮一慶・小宮コンサルタンツ代表小宮一慶
小宮コンサルタンツ代表

 経営者がアドバイスを求める顧問に必要なのは「経営を分かっていること」です。そのためには顧問自身が、経営者になるのに必要な能力を身につけていなければなりません。あとはそれらを実践して、結果が出ている人であれば最高です。

 経営者に必要な力は3つあります。「世の中を見る力」「経営の原理原則を理解する力」「人生の原理原則を理解する力」です。

 どうすればその力が身につくのか疑問に思う人もいるでしょう。まずは、その力を身につけるための3つ勉強法を紹介します。