親中派のアカウントが、「#GenocideGames(ジェノサイド五輪)」のハッシュタグをつけたメッセージでツイッターをあふれかえらせている。研究者によるとこれは、冬季オリンピック開催国である中国への批判を集めるハッシュタグの力を弱めようとする手法だ。人権擁護団体や欧米の議員は、中国北西部の新疆ウイグル自治区の現状に対する認識を高めるため、#GenocideGamesというハッシュタグを使っている。中国当局はイスラム教徒のウイグル人など宗教上の少数民族に対して強制的な同化政策を敷いている。先週始まった北京冬季オリンピックを前に、新疆ウイグル自治区は中国の政策を批判する人々の論点に浮上していた。中国国務院(内閣に相当)と中国国家インターネット情報弁公室は、ハッシュタグの氾濫やそうしたアカウントの出どころに関するコメント要請に応じていない。