ジョー・バイデン米大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が13日に電話で会談した。ホワイトハウスによると、バイデン氏はロシアがウクライナに侵攻した場合、米国と同盟国が迅速に対応する考えを伝えた。バイデン氏は12日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談し、ウクライナに侵攻すれば「すぐに厳しい代償」を払うことになると発言。だが状況には大きな変化はみられないと米政府高官は述べている。ジェイク・サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は13日、ロシアによるウクライナ侵攻の可能性が差し迫っているとする政権の見解を改めて示した。米CBS「フェイス・ザ・ネーション」に出演したサリバン氏は、ロシア大統領の「ウラジーミル・プーチン氏の頭の中をのぞくことはできないし、具体的に何をするかも予測できない」と発言。その上で、ウクライナに滞在している米国民には「空路でも鉄道でも車でも、可能な限り早く」から出国するよう改めて求めた。