ロシア軍は25日、ウクライナの首都キエフを空と陸から攻撃している。キエフを防衛する政府軍などは周縁の森林地帯に隠れ、橋を爆破する態勢を整えた。前線のウクライナ側戦闘員によると、ロシア軍は空爆によってキエフ近郊の飛行場を制圧。北方のベラルーシからロシアの部隊が次々に入り込んでいる。キエフはこの日、激しい爆撃にさらされ、ウクライナ軍は北と西からの猛攻に身構えた。キエフ近郊では数カ所で銃撃音が響いた。ウクライナ当局者によれば、攻め込んできたロシア軍との戦闘だった。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は降伏しない構えを示している。ゼレンスキー氏は25日、137人の死者が出たと語った。
ロシア軍、首都キエフに迫る 爆撃激化
有料会員限定
あなたにおすすめ