40代・50代から「自分の武器」を生かして仕事を変える考え方あなたの中にある大切なものを世に出してみると、あなたの目の前に、少しずつ「道」ができてくる(写真はイメージです) Photo:PIXTA

近年「働き方」が急速に変化していく中、フリーランスや起業など以前よりも可能性が広がっています。予約3年待ちの大人気起業コンサルタントである中山ゆう子さんの講座にも、30代後半から50歳前後の人が多く訪れ、複業でやりたかった仕事や、独立起業する人が増えているそうです。そこで今回は、中山ゆう子さんの著書『わたしは「私」を諦めないことにした』(青春出版社)から、“自分の武器”を使って仕事を始める方法を抜粋紹介します。

「SNS」で種をまこう

 前回記事『40代・50代の「普通」や「当たり前」は武器になる!仕事を変える考え方』で「自分にとっての当たり前」であったものが武器になるとお伝えしましたが、それらを、ご自身の中に留めているだけでは、武器として咲かせていくことができません。少し前にお話ししたように、使って初めて武器になっていきますから。とは言え、いきなり使うことも難しいと思いますし、あなたの中では、まだ、まとまりがないかもしれません。

 そんな皆さんに「まず、これをしていきましょう!」とオススメしていることがあります。それは、「種をまく」ということ。

 まずは、あなたの中にあるものを、まるでタンポポの綿毛を飛ばすように、世に送り出していきましょう。

「私は、こんなことを考えています」、「私にはこういう経験があり、こんな想いやしたいことがあります」、「その経験は、こんなふうに活用できるかも!」

 何でもいいです。お金と一緒で、出すのが先。