アラブ首長国連邦(UAE)は石油輸出国機構(OPEC)に原油増産を働き掛ける考えを示した。ロシアによるウクライナ侵攻の影響で原油価格が過去最高値に迫っていることを受けたもの。UAEのユセフ・アルオタイバ駐米大使は9日、「UAEは50年余り世界市場にとって信頼できるエネルギー供給者だった。エネルギー市場の安定が世界経済に極めて重要だと確信している」とツイート。「われわれは増産を支持し、OPECに生産水準の引き上げを検討するよう働き掛ける」と述べた。関係筋によると、UAEは安全保障上の重要なパートナーである米国からの圧力を受けて姿勢を転換したという。
UAE、OPECに増産検討を働き掛ける=駐米大使
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