米航空大手ユナイテッド航空は、宗教上または医療上の理由で新型コロナウイルスワクチンの接種を受けていない職員の職場復帰を3月末から認める見通しだ。この決定に詳しい複数の関係者が明らかにした。  ユナイテッド航空は昨年8月、6万7000人の米国人従業員に対し、ワクチン接種を受けなければ解雇すると明らかにし、米企業で初めてこのような義務付けを行った企業の一つとなった。  職員の多くはワクチン接種義務に従った。ただユナイテッド航空は、接種を拒否した200人余りの職員を解雇した。