ウクライナとロシアは29日、停戦協議にある程度の進展があったことを明らかにした。ウクライナ側は米欧諸国やイスラエルなどが自国の安全を保証するのと引き換えに「中立化」することを提案した。トルコのイスタンブールで対面協議が行われる中でもロシア軍の攻撃は続き、民間人数十人の死亡が報告された。ロシア交渉団トップのウラジーミル・メジンスキー大統領補佐官によると、ウラジーミル・プーチン大統領は交渉終了後にウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と対面し、平和条約に署名することに同意した。さらに、ロシアは善意のしるしとしてウクライナの首都キエフ周辺および北部の都市チェルニヒウでの軍事活動を制限すると語った。
ウクライナ、安全保証と引き換えに「中立化」提案
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