ここにきて株式分割が復活している。電気自動車(EV)メーカー、米テスラは28日、ここ2年で2度目となる株式分割を実施する意向を示した。すでに今年に入り、グーグル親会社アルファベットとアマゾン・ドット・コムも1対20の株式分割の計画を発表している。株式分割によって、企業の価値や株主の投資額が変わることはない。だが、株式分割はおおむね、経営陣による事業への自信を示していると解釈される。そのため上記3社が株式分割を発表すると、株価はいずれも跳ね上がった。テスラは28日の取引で8%上昇の1091.84ドルで終了。アルファベットとアマゾンは、計画発表後の取引でそれぞれ7.4%、5.4%値上がりした。アルファベットは2月1日の発表以降に4.2%、アマゾンも同じく3月9日以降に22%上昇している。
テスラも再び計画 株式分割に投資家が興奮する訳
株式分割は通常、経営陣の自信の表れとされる
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