米アラバマ州ベッセマーにあるアマゾン・ドット・コムの倉庫で働く数千人の従業員が労働組合結成の是非を問う投票を行ったが、賛否が僅差となっているため、異議の出ている票について連邦当局が聴聞会で審査する見通しとなった。集計された2000票余り(異議が唱えられた票を含む)のうち、約43%は労組結成に反対で、約38%は賛成だった。全米労働関係委員会(NLRB)によると、残りの票については異議が唱えられており、聴聞会で再度判断される。聴聞会は今後数週間のうちに開催される可能性がある。アマゾンからは今のところコメントを得られていない。従業員を代表してベッセマーでの労組結成運動を主導している「小売・卸売り・百貨店組合(RWDSU)」からもコメントを得られていない。
アマゾン労組結成投票、アラバマの賛否は僅差
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