米ファストフード大手ヤム・ブランズ傘下のタコベルやサラダ専門チェーンのスイートグリーン、さらにアラスカ航空は、ここ数カ月の間にサブスクリプション(定額課金)型プログラムを開始、または試験的に導入している。料金前払いで1日1回タコスが食べられたり、サラダが割引価格になったり、頻繁に航空機が利用できたりする機会に、消費者の興味がそそられることを期待してのものだ。かつて定額の定期購入といえば、雑誌や新聞、牛乳の配達サービスのイメージだったが、このインターネット時代に拡大し、テレビゲームからペットフードまで、あらゆるものが対象になった。迅速な配送サービスが受けられる米アマゾン・ドット・コムの「プライム」会員やネットフリックスなどの配信サービスもユビキタス(偏在する)サブスクリプションの例だ。
広がるサブスクの波、航空や外食業界にも
タコベルやアラスカ航空など相次いで導入
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