ひろゆきが呆れる「子ども部屋おじさんは恥ずかしい」という心理ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。
彼の代表作『1%の努力』では、「考え方の根っこ」を深く掘り下げ、思考の原点をマジメに語っている。この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)

「子ども部屋おじさん」は恥ずかしい?

 みなさんは実家暮らしでしょうか。それとも、もう自立して一人暮らしや世帯持ちでしょうか。

 世の中には、「子ども部屋おじさん・おばさん」という人たちがいます。

 成人して社会に出てからも、実家に住み続ける人たちです。

 そういう生き方は、「恥ずかしい」ものなのでしょうか。「子ども部屋おじさん」問題について、見ていきましょう。

20代は「無理ゲー」

 たとえば、大学を卒業して、就職をしたとしましょう。

 すると、「すぐに一人暮らしをしろ」と言い出す人がいます。

 でも、ちょっと待ってください。

 新卒の給料は、約20万円くらいです。手取りにすると、15~16万円です。

 東京の家賃は、5~8万円くらいになると思います。

 そう考えると、生活費だけで給料は無くなってしまうのではないでしょうか。

 そのような暮らしが、20代はほぼ続きます。かなり無理ゲーですよね。

ゴールは「27歳、貯金500万円」

 なので、20代の前半は実家暮らしを続けて、「思いっきり貯金する」ということを続けたほうがよいと思うんです。

 実家暮らしであれば、入社1年目から1年で100万円を貯めることだって可能です。

 そういう生活を5年くらい続けると、貯金額は500万円になります。

 そのタイミングで1人暮らしを始めても、27歳です。いいタイミングではないでしょうか。

 というように、「自立」という言葉は、別に1人暮らしのことを言うわけではなく、「自分のお金だけで生きる」「金銭的に親に頼らない」ということを指します。

 であれば、給料の安い20代前半は、無理に実家を出る必要はないと思うんですよね。

「恵まれた環境」を使い倒せ

 変にプライドがあったり、精神論で「実家を出るべきだ」と言う人もいるかもしれません。

 でも、それってあまり意味がないことだと思います。

 だって、たまたま東京や埼玉、千葉、神奈川に実家があるだけで環境的にトクをしているわけです。

 そのチャンスは使い切ってしまえばいいと思うんですよね。

 それに、やみくもに1人暮らしを始めるより、「5年以内に実家を出る」という目標を立てて実家暮らしをするほうが、計画的に生きることができます。

 それを原動力に、節約とか貯金も頑張れると思うので、20代のうちは「子ども部屋おじさん・おばさん」であることを恥じなくてもいいと思いますよ。まあ、30代、40代になってしまうと、ちょっと考えものかもしれませんがね。

ひろゆき
本名:西村博之
1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「ペンギン村」をリリース。著書に、44万部を突破したベストセラー『1%の努力』(ダイヤモンド社)がある。