「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

「脳機能の向上」以外に役立つ、いま一番必要な効果とは?Photo: Adobe Stock

「認知症予防」や「勉強脳強化」以外にも役立つ

『1分間瞬読ドリル』が発売されてから約3ヵ月がたちました。脳トレドリルとして、子どもからシニアまで、幅広い世代の方に支持されています。

 当初のイメージでは、物忘れや記憶力に不安を覚えるシニア層が手にし、自身の孫に薦めたくなるーーそのように考えていました。

 ただ、何度も使える脳トレドリルは、大人よりも子どもが夢中になっているという話を聞きます。おそらく、『1分間瞬読ドリル』を解く効果を知らなくても、脳はメキメキ成長していることでしょう。

 記憶力や集中力のアップ、思考力や読解力が養われる、といった想定した効果を実感している親御さんもいます。

 今回担当した編集者さんが話していたのですが、売れる本は想定外のコアな読者がいるようです。たとえば、『入社1年目の教科書』。読者は入社1年目を想定していますが、入社1年目を教える立場にある、入社10年目クラスの人が多く読んでいるようです。また、『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き』は、左利きの人ではなく、左利きでいいのか、右利きに矯正したほうがいいのかを悩む親が読んでいるようです。

 では、この本はどんな読まれ方をしているのか。読者の声から気付いた副次的効果があります。

大人も子どもも一緒に楽しめるドリルです!
答えを口にしながら、「人と一緒で嬉しい」「人と違って楽しい」など、答えを見つける過程がドキドキワクワクします。
それは、「合っているかな? 間違っているかな?」ではなく、「こんな答え見つけちゃった!」「なるほど!そんな答えもあるんだね~」というワクワクです
一人でもたくさんの問題を楽しめますが、家族や友達とやると、答えを分かち合ったり、大笑いし合えたりできます。無数にある答えを全力で楽しむのが最高です。
10歳から100歳まで使えるとあったので、84歳になる母親に紹介しました。
「ナンプレ」の手を止めて、夢中でやっていました。
一生懸命答え合わせをしていたので、「答えは一つじゃないよ」と一緒にやってみると、たくさんの答えがあることにびっくりしてました。いい頭の体操になると言ってよろこんでいる姿が印象的です。
子どもも含めて、3世代で楽しんでいます。家族のコミュニケーションの時間が増えました。
今、食後の楽しみは『1分間瞬読ドリル』を家族ですること。
家族それぞれの答えに大笑いしたり、なぜそう思ったのかの理由を話したり、言葉にすることで、より一層お互いを知ることができます。
右脳も鍛えられるので、私はボケ防止に、娘は勉強脳活性化に。
主人と私の両親にもプレゼントしました。

 いつの間にか、『1分間瞬読ドリル』は家族のコミュニケーションツールとなって、活躍しているようです。正解不正解のジャッジが目的ではない。自分のことを認め、他者のことを認め、多様性のある世界で生きるトレーニングにもなりますね。

 他の方と一緒にやるとコミュニケーション力もアップするでしょう。どうぞ、お仲間で、ご家族の皆さまで楽しんでくださいね。たまたま偶然ですが、本書には、「笑いは人の薬」が答えとして登場します。もしかしたら、「家族内不和が消えた」「普段笑わない兄が笑った」など、さらに、副次的な効果が生まれるかもしれませんね。ぜひ、『1分間瞬読ドリル』の活用例をシェアしてくださいね。

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。