米食品大手ゼネラル・ミルズのシリアル「ラッキーチャームズ」を食べた100人余りが体調不良を訴えている問題で、食品医薬品局(FDA)が調査に乗り出したと明らかにした。消費者向けウェブサイトでは数千人がラッキーチャームズを食べた後に吐き気や嘔吐(おうと)、そして下痢などの症状を訴えていた。FDAの報道官は「これら報告を調査している段階だ」と述べた。ゼネラル・ミルズはこの問題についてFDAと協力しているとした。同社な徹底した内部調査を実施し、ラッキーチャームズを消費したことと体調不良を結び付ける証拠は得られなかったとしている。ゼネラル・ミルズもFDAもシリアルをリコールしていない。焼き上げられている朝食向けシリアルを食べた消費者が体調不良に陥るケースはまれだと、食品の安全性に関する専門家らは述べている。