ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナ侵攻によって北大西洋条約機構(NATO)が分裂することを期待していた。しかし、NATOは活性化され、今や拡大に向かっている。これは、NATOの拡大がロシアの攻撃的姿勢への対応であり、その姿勢を引き起こした理由ではないことを示している。  フィンランドのサンナ・マリン首相は先週、NATO加盟申請の是非について、何週間かのうちに決断すると語った。同国議会は、今週この問題を協議する。スウェーデンもNATO加盟を申請する可能性が大きいようだ。地元メディアは、同国政府が何カ月かのうちに加盟申請する可能性を示唆している。