米著名投資家のウィリアム・アックマン氏は20日、自身のヘッジファンドが動画配信大手ネットフリックスの保有株を全て売却し、約4億ドル(約513億円)の損失が出たことを示唆した。ネットフリックス株は同日、2004年以来となる下落率を記録していた。アックマン氏は、自身のヘッジファンド「パーシング・スクエア」が「ネットフリックスの将来性を予測できる自信がなくなった」と説明。この投資について当初のテーマと相いれない新情報を得たため、「迅速に行動」するよう努めたと述べた。ネットフリックスが19日発表した1-3月期(第1四半期)決算は予想を下回った。有料会員数が減少したことも明らかにし、多くのアナリストや投資家を驚かせた。また、広告付き低価格プランも検討しているとした。