【パリ】フランスの検察当局は、日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告と、オマーンの自動車販売代理店と関連があるとされる4人に対する国際逮捕状を発行した。この4人はゴーン被告が仏自動車大手ルノーから数百万ユーロを流用するのを支援したとされる。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。  パリ郊外ナンテールの検事局がウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に語ったところによると、国際逮捕状が発行されたのは、ゴーン被告、オマーンの自動車販売代理店スハイル・バハワン自動車(SBA)の現オーナーと元取締役らの計5人。