国際的な会計事務所とコンサルティング会社はロシアがウクライナに侵攻してすぐに、ロシアからの撤退を約束した。だが数社で撤退に向けた作業が難航しており、面目を失う可能性もある。  アクセンチュアやマッキンゼー・アンド・カンパニーなどのコンサルティング大手はロシアでの顧客向け作業を全て停止または終了した。だがデロイト、アーンスト・アンド・ヤング(EY)、KPMG、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)の四大会計事務所は、ロシアの関連会社との関係解消を図りつつ、まだ同国で事業を継続している。