ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は3日、ロシアはウクライナに賠償金を支払うべきだとの考えを表明した。ゼレンスキー氏は、ロシアは「自らの手で全てを破壊した」とし、たとえロシアと事業をしていて利益が出ていたとしても「ある日、目を覚ますとロシアからロケットが飛んできて、全てが変わってしまう」と述べた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がロンドンで開催したイベント「CEOカウンシルサミット」にオンラインで出席し発言した。ゼレンスキー氏はまた、ウクライナの復興には西側諸国の支援が必要になるものの、ロシアも一定の役割を果たす必要があるとの考えを示した。ゼレンスキー氏は「われわれはロシアと戦っているが、文明世界全体の価値観のためにも戦っている」と語った。