【バファロー(米ニューヨーク州)】米ニューヨーク州北部バファローのスーパーマーケットで14日に発生し、10人が死亡したヘイトクライム(憎悪犯罪)とみられる銃撃事件について、法執行当局は翌15日、容疑者の男が2021年6月に州警察によって病院に収容されていたと発表した。当時、銃乱射を実行する願望を示しており、病院でメンタルヘルス評価を受けさせるためだった。  ペイトン・ジェンドロン容疑者(18)は高校在学中、人々を銃撃したいと記していた。バッファロー警察のジョゼフ・グラマグリア署長は、昨年6月に州警察が同容疑者を病院に連れていき、1日半後に退院していたことを確認した。