――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米ディスカウント大手ターゲットの決算が市場予想に届かなかったことで、小売業界に激震が走った。  ターゲットが18日発表した2-4月期(第1四半期)既存店売上高は3.3%増となり、伸びはビジブル・アルファがまとめたアナリスト予想の0.24%増を上回った。だが売上高が伸びる一方で、純利益はおよそ半減。ターゲットの純利益が過去5年に市場予想を下回ったのは今回を除き3回のみで、しかも最大で3.5%の下振れにとどまっていた。これに対し、2-4月期は31%だった。