新興国市場の大型、中型、小型株式に投資するETF

 4 バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF
 (ティッカーコード:VWO、運用会社:バンガード)

「FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス」に連動するETFです。新興国市場の大型、中型、小型株式に投資します。

 中国、インド、ブラジル、ロシア、台湾、南アフリカ等の24カ国を投資対象とし、約4300銘柄と幅広い銘柄で構成されています。

 信託報酬は0・10%で、同資産クラスの中では極めて低い水準です。分散の効いたポートフォリオとコストの優位性が評価され、米国モーニングスターの定性評価は「Bronze」を獲得しています。

朝倉智也(あさくら・ともや)
モーニングスター株式会社 代表取締役社長
1966年生まれ。1989年慶應義塾大学文学部卒。銀行、証券会社にて資産運用助言業務に従事した後、95年米国イリノイ大学経営学修士号取得(MBA)。同年、ソフトバンク株式会社財務部にて資金調達・資金運用全般、子会社の設立、および上場準備を担当。98年モーニングスター株式会社設立に参画し、2004年より現職。第三者投信評価機関の代表として、常に中立的・客観的な投資情報の提供を行い、個人投資家の的確な資産形成に努める。
主な著書に、『改訂新版 ETFはこの7本を買いなさい』『全面改訂 投資信託選びでいちばん知りたいこと』『つみたてNISAはこの7本を買いなさい』『一生モノのファイナンス入門』(以上、ダイヤモンド社)、『iDeCoで自分年金をつくる』(祥伝社新書)、『お金の未来年表』(SB新書)などがある。