――筆者のジェームズ・マッキントッシュはWSJ市場担当シニアコラムニスト ***  潮が引いて初めて、誰が裸で泳いでいたのかが分かる――これは著名投資家ウォーレン・バフェット氏の印象的な言葉だ。今年、市場から潮が引いたのは間違いない。だがほとんど問題は起きていない。今回は裸の泳ぎ手がそれほど多くなかった可能性があるのだろうか。  楽観的な見方はこうだ。問題を起こす張本人――借金で元手を膨らませる投機家――が過去2年間ですでに窮地に陥り、いつもの策略を巡らす余裕がなかったのだろう。一方、悲観的な見方はこうなる。破綻が起きるのはこれからだ。