米テスラはインドから走り去るかもしれない。そうなれば、インドにとっては自業自得だ。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は5月27日、まず販売と保全サービスを認められない限りは、どこでも工場を建設することはないとツイッターに投稿した。これはインドで電気自動車(EV)工場を建設するかとのユーザーの質問に答えたものだ。インドとテスラはここ3年にわたり、市場アクセスやテスラが工場建設を検討する条件について意見が対立している。ナレンドラ・モディ首相が率いる現政権は、テスラに最初から車を現地生産するよう求めている。しかし、マスク氏は最大100%にも上る自動車への輸入関税を引き下げてほしいとの立場だ。テスラはインドでの生産を確約する前に、輸入車の販売実績で市場の可能性を検証したいとの考えのようだ。
EV拠点目論むインド、テスラは走り去るかも
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